Ham Radio Life @JK1AJW

30年のブランクを埋める過酷な道のりを歩むアパマンハムの物語

auひかりで他メーカーのルーターを使う方法

ネットを漁ってると他メーカーのルーターを使う方法がいくつか見つかるが、この方法を使ってる人は未だ見かけないのでアップしてみた。2重ルーターにならないのでスッキリなのだが450円余計にかかるというデメリットもある。ただし固定電話は使いません!と割り切れるのならラクに済む。

以下はマンションタイプのホームゲートウェイVDSLタイプ)についての手法だが、戸建用でもおそらく同様の仕様と思われる(未確認)。

 

【前提条件】

  • ひかり電話を使う場合、ホームゲートウェイが2台必要(つまり2回線の電話契約が必要)。
  • 事前にホームゲートウェイと自前ルーターのLAN側アドレスを同じサブネットに設定しておく
  • 電番1つは使えなくなる
  • MACアドレスを偽装できるルーターが必要
  • 電話が必要な場合、LAN用とは別のスイッチングHUBが必要(VLAN機能がある場合は基本的にそれで分離することもできるが、機種によってはループする可能性があるので別体の方が確実ではある。ちなみにネットギア製の場合は802.1Qの方で設定しないとループする)。電話を使わない場合はホームゲートウェイの内部端子からルーターのWAN端子へ直結できる。

 

【実作業】

  1. 1台目のホームゲートウェイ背面のWAN端子に挿さっている極短の緑色LANケーブルを両端とも外す。反対側は側面にあるカバーを横にズラせばコネクタにアクセスできる。
  2. 側面カバー内にあるHGW、背面のWAN、そして自前ルーターのWAN側コネクタを同一のスイッチングHUBに接続する。つまりモデム/終端装置からホームゲートウェイと自前ルーターのWAN側各々に2分岐する形となる。
  3. ホームゲートウェイのLAN側ポートのいずれか、そして自前ルーターのLAN側ポートのいずれかを上記とは別体のスイッチに接続する。これによりWAN側とLAN側で別ネットワークを組む形となる。
  4. ひかり電話を使わない場合上記3,4は不要で、カバー内HGW~ルーターWAN端子直結可能。ホームゲートウェイをLANで管理したい場合はLANポートを宅内LANと接続する。無論、事前にIPアドレスの設定は必要。
  5. 自前ルーターMACアドレスを、使わないもう1台のホームゲートウェイMACアドレスで偽装する。これをしないと認証が通らない。
  6. ホームゲートウェイ、自前ルーター各々の各種細かい設定を行う。

 

【とどのつまり...】

 この2点さえ押さえておけば良し!